ギプス包帯[ギプスホウタイ]🔗🔉

ギプス包帯[ギプスホウタイ] 【英】plaster bandage, plaster cast 【独】Gipsverband 【仏】bande pltre 《同義語》焼硬膏,焼石膏 plaster of Paris 外傷,すなわち骨折,脱臼,捻挫,打撲などのときに患部の外固定法の一つとしてギプス包帯がある.これは従来,硫酸カルシウムcalcuim sulfateからできた石膏粉末を包帯につけたものを,お湯に浸すと固くなる性質を利用して患部に巻いて使用していたものであった.最近は,水を使用できるファイバーグラスやポリエステルなどでできたギプスが開発され,短時間で硬化し,早期に加(荷)重できるようになっている.すなわち,18〜24℃の水を用いると6〜7分で一応固まり,15〜20分で加重ができる.その使用法としては,患部の固定法としてのギプス包帯,半ギプス(ギプスシーネGipsschiene;石膏副子),ギプスベッド(脊椎固定用シーネ),装具の採型用としてなどがある.ギプス包帯では,綿でできた包帯を原則として下巻きとして使用するが,きつく巻きすぎることによる神経麻痺や,褥瘡の発生に注意する必要がある.

南山堂医学大辞典 ページ 1588 でのギプス包帯[ギプスホウタイ]単語。