石(いし)が流(なが)れて木(こ)の葉(は)が沈(しず)む🔗🔉

石(いし)が流(なが)れて木(こ)の葉(は)が沈(しず)む《故》 −<新語(しんご)・弁惑(べんわく)> 物事が逆になっているたとえ。 〈原文〉「それ衆口(しゅうこう)の毀誉(きよ)は、石を浮かべ木を沈む〔いったい、多くの人の、そしったりほめたりする言葉は、石を浮かべ木の葉を沈めるように、白を黒としてしまうものである〕」

石(いし)に齧(かじ)りついても🔗🔉

石(いし)に齧(かじ)りついても《慣》 目的を達成するまでは、どんな苦難にも耐え抜こうと決意する様子。「志を立てたからには、石に齧りついても事業を成功させるつもりだ」

石(いし)に灸(きゅう)🔗🔉

石(いし)に灸(きゅう)《故》 石にお灸をすえるように、何の効き目もないたとえ。「石に鍼(はり)」ともいう。

石(いし)に漱(くちすす)ぎ流(なが)れに枕(まくら)す🔗🔉

石(いし)に漱(くちすす)ぎ流(なが)れに枕(まくら)す《故》 −<晋書(しんじょ)・孫楚伝(そんそでん)> 負けおしみの強いこと。晋(しん)の孫楚(そんそ)が、山水の間に隠遁(いんとん)して自由な生活をするのに「石に枕し流れに漱ぐ」と言おうとして、「石に漱ぎ流れに枕す」と言い間違えたのを人にとがめられて、石に漱ぐのは歯をみがくため、流れに枕するのは、いやなことを聞いた耳を洗うのであると、うまく言い逃れた故事による。夏目漱石(なつめそうせき)の号はここから取ったもの。 〈参考〉「さすが」という語に「流石」という漢字を当てたのは、この故事によったもので、「さすがにうまく言い逃れた」という意味による。

石(いし)に立(た)つ矢(や)🔗🔉

石(いし)に立(た)つ矢(や)《故》 思(おも)う念力(ねんりき)岩をも通す 思(おも)う念力(ねんりき)岩(いわ)をも通(とお)す 昔、中国で、岩を虎(とら)だと思って矢を射たところ、矢羽根のところまで深々と刺さったという話がある。心を込めて行えばできないことはないという意。「石に立つ矢」ともいう。

石(いし)の上(うえ)にも三年(さんねん)🔗🔉

石(いし)の上(うえ)にも三年(さんねん)《故》 冷たい石の上にも、三年すわり続ければ暖まる。つらくてもがまんして続ければ、必ず成功する。しんぼう強く根気よく勤めることが大切、という意。

石(いし)の上(うえ)にも三年(さんねん)🔗🔉

石(いし)の上(うえ)にも三年(さんねん)《慣》 ((石の上でも、三年も座り続けていれば暖まるという意から))つらくても辛抱してやっていれば、必ず成功するということ。「石の上にも三年で、どうにか仕事も一人前になってきた」

石橋(いしばし)を叩(たた)いて渡(わた)る🔗🔉

石橋(いしばし)を叩(たた)いて渡(わた)る《故》 堅固な石の橋でさえ、たたいて安全を確かめてから渡る。非常に用心深く、十分に確かめてから物事をなすたとえ。念には念を入れること。 〈参考〉慎重に過ぎる人を、皮肉って言うのに使うことも多い。「石橋を叩いても渡らない」とも言う。

石橋(いしばし)を叩(たた)いて渡(わた)る🔗🔉

石橋(いしばし)を叩(たた)いて渡(わた)る《慣》 慎重過ぎるほど用心深く行動する様子。多く、そのような人を皮肉って言うのに用いる。「彼は石橋を叩いて渡る人間だから、そんなあいまいな話に乗るはずがない」

石部金吉(いしべきんきち)🔗🔉

石部金吉(いしべきんきち)《故》 極めて物堅(ものがた)く、きまじめな人。堅い石と金とを人名のように並べた語。「石部金吉金兜(かなかぶと)」とも言い、物堅い石部金吉に金(かね)の兜(かぶと)をかぶせ、一層物堅いことをいう。

石(いし)を抱(だ)いて淵(ふち)に入(い)る🔗🔉

石(いし)を抱(だ)いて淵(ふち)に入(い)る《故》 石を抱いて深みに飛び込んでは浮き上がれない。助かる可能性をみずから捨てるような無謀な行い、自殺的な行為、という意。

三省堂慣用句辞典で始まるの検索結果 1-11もっと読み込む