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大(おお)きなお世話(せわ)《慣》🔗🔉

大(おお)きなお世話(せわ)《慣》 他人の忠告などをうるさく思って、よけいなおせっかいだと拒絶する時に言う言葉。「大きにお世話」とも。「人がどうしようと、大きなお世話だ」

大(おお)きな顔(かお)をする《慣》🔗🔉

大(おお)きな顔(かお)をする《慣》 (一)自分が偉い者であるかのような様子をする。「どこへ行っても大きな顔をして、威張っている」 (二)悪いことをしていながら平然としている。「人に迷惑をかけておきながら、よくそんな大きな顔をしていられるものだ」

大(おお)きな口(くち)をきく《慣》🔗🔉

大(おお)きな口(くち)をきく《慣》 実力もないのに、威張って偉そうなことを言う。「優勝間違いなしなんて大きな口をきいていたのに、全然駄目じゃないか」 〈類句〉大口(おおぐち)をたたく

大台(おおだい)に乗(の)る《慣》🔗🔉

大台(おおだい)に乗(の)る《慣》 ((「大台」は、株式市場で百円を単位とする値段の範囲を言う))金額や数量が上限の目安となる数値を上回る。「賃上げ交渉で、妥結額はついに一万円の大台に乗った」 〈他〉大台に乗せる

大手(おおで)を振(ふ)って《慣》🔗🔉

大手(おおで)を振(ふ)って《慣》 だれにも遠慮や気兼ねをせずに、堂々と行動する様子。「やましいことは何もないのだから、大手を振って歩こう」

大鉈(おおなた)を振(ふ)るう《慣》🔗🔉

大鉈(おおなた)を振(ふ)るう《慣》 組織などの改革や整理のために、人員を大幅に減らすなど思い切った処置をとる。「会社の立て直しには、大鉈を振るう必要がある」

大盤振舞(おおばんぶるまい)《慣》🔗🔉

大盤振舞(おおばんぶるまい)《慣》 ((正しくは「飯振舞」で、江戸時代、正月に親類縁者を招いて宴会を催したこと))気前よくごちそうをしたり祝儀をはずんだりすること。「一流の料理屋へ連れて行き、大盤振舞をする」

大船(おおぶね)に乗(の)った気持(きもち)《慣》🔗🔉

大船(おおぶね)に乗(の)った気持(きもち)《慣》 ((大きな船は転覆の心配がないことから))相手をすっかり信用して、安心していられる様子。「君がやってくれるなら、大船に乗った気持だ」

大風呂敷(おおぶろしき)を広(ひろ)げる《故》🔗🔉

大風呂敷(おおぶろしき)を広(ひろ)げる《故》 実現しそうもないことを言うこと。ほらをふくこと。

三省堂慣用句辞典 ページ 2127