黒革の手帖

『黒革の手帖』(くろかわのてちょう)は、松本清張の長編小説。巨額の金を横領し、銀座のクラブのママに転身した女性銀行員を、魑魅魍魎とした世界を背景に描く、著者のピカレスク・サスペンスの代表的長編。

『週刊新潮』に「禁忌の連歌」第4話として連載され(1978年11月16日号 - 1980年2月14日号、連載中の挿絵は濱野彰親)、1980年6月、新潮社から単行本が刊行された。 後に新潮文庫版と電子書籍版も発売されている。

1982年から2017年までにテレビ朝日系で5回、1984年にTBS系で1回テレビドラマ化されている。


Last update: 2018-09-28 10:34:07 UTC