惚れた目には痘痕も靨【ほれためにはあばたもえくぼ】
惚れていると相手の欠点も美点に見えるというたとえ。
弘法にも筆の誤り(こうぼうにもふでのあやまり)
弘法にも筆の誤りとは、どんな名人・達人にも、時には失敗することがあるというたとえ。
河童(かっぱ)の川流(かわなが)れ
泳ぎのうまい河童でも、水に押し流されることがある。その道の名人でも、時には失敗することがあることのたとえ。弘法にも筆の誤り。猿も木から落ちる。
猿(さる)も木(き)から落(お)ちる
木登りがじょうずな猿でも時には誤って落ちる。その道にすぐれた者でも、時には失敗することがあるということのたとえ。弘法にも筆の誤り。上手(じょうず)の手から水が漏れる。